もうすぐ年賀状の季節。
上司への年賀状を手書きするか印刷するか悩んでいるのでしたら、手書きしてみてはいかがでしょうか。
たとえ字が下手でも気持ちが伝わるものです。
年賀状ひとつで印象が変わり、距離もグッと近づきますよ。
会社の上司だけでなく、恩師や先輩などの目上の方にも手書きがおすすめです。
年賀状の宛名で上司には手書きが良い理由は?
上司への年賀状の宛名書きは、手書きするのがおすすめです。
宛名印刷がマナー違反というわけではありませんが、手書きする方が好印象を与えることができます。
上司の心をつかむことは、出世の道にも通じますよ。
●手書きで他の人に差をつけることができる
年賀状の宛名面は、印刷する人が多くなっています。
そのため、手書きで書いて出すと、他の印刷された年賀状の中で目立ちます。
「手書きなんて今どき珍しいな。誰からだ?おっ!あいつかぁ~やるじゃないか」
なんて、上司の印象に残りやすくなりますよ。
●手書きの方が気持ちが伝わりやすい
手書きで書いた手紙をもらうと、一生懸命書いてくれている姿が目に浮かびますよね。
手書きの文字は気持ちが伝わりやすいものなんです。
手書きの年賀状をもらって嫌な気持ちになる人はいません。
●丁寧に書いた字は気持ちが伝わる
字が下手なことが気になるかもしれませんが、うまい下手は関係ありません。
大切なことは、きれいな字を書くことではなく、丁寧に書くことです。
丁寧に書かれた字か、雑に書かれた字かは、見ればすぐに分かります。
下手なりに丁寧に書かれた字には、差出人の気持ちや人柄が表れます。
逆に、雑に書いた字が悪印象なのは言うまでもないですよね…。
きれいな字を書くに越したことはありませんが、一生懸命丁寧に書いたのであれば、喜んでもらえること間違いなしですよ。
●手書きのひと言メッセージでポイントアップ
宛名面だけでなく、裏面にも手書きでひと言メッセージを書きましょう。
私的には、むしろ、宛名面を手書きすることよりも大切だと考えています。
だって、宛名面は手書きなのに、一言メッセージがないのは「話すことがないの?」なんて寂しく思えませんか?
ほんの一言、短くても良いので、必ず手書きのメッセージを添えるようにしましょう。
絶対に喜ばれます!
年賀状の宛名書きのペンは何がいい?
●年賀状の宛名書きにベストなのは筆ペン
年配の方の中には、筆文字がマナーだと言う方は多いです。
慣れていないとなかなか難しいものですが、挑戦してみる価値はあります。
ただ、郵便局で判別されないような字になってしまう場合は、万年筆やサインペンにしておきましょう。
●サインペンはあり?
筆ペンが理想ではありますが、難しい場合はサインペンがおすすめです。
ボールペンに比べると太さがあるため、字に重みが出て見栄えがよくなります。
●ボールペンはダメ?
ボールペンは事務用ペンですので、マナーに厳しい年配の方や目上の方にはなるべく使用しない方が無難です。
ボールペンで書くよりは、サインペンの方がおすすめです。
年賀状の宛名で上司への書き方は?
年賀状の宛名面の書き方は?
●自宅宛てに年賀状を送る場合
上司の自宅宛てに年賀状を送る場合、宛名面には住所と氏名、敬称は「様」で書きます。
〇〇〇〇課長などのように、役職名を書く必要はありません。
●会社宛てに年賀状を送る場合
上司への年賀状を会社宛てに出す場合は、宛名面には住所、会社名、部署名、氏名、役職を書きます。
役職名の書き方は、2パターンあります。
・〇〇〇〇 課長
・課長 ○○○○ 様
「○○○○課長様」は敬称がダブった書き方になってしまうため間違って書かないように気をつけましょう。
年賀状の裏面の書き方は?
宛名面だけでなく、裏面にも手書きのメッセージを書きましょう。
作文のように長々と書く必要はなく、「今年もご指導のほどよろしくお願いします」のひと言でも構いません。
添え書きがあるのとないのとでは印象や気持ちの伝わり方が大きく変わりますよ。
年賀状の上司への書き方のまとめ
上司への年賀状は、デザインや文言、宛名面の書き方など、悩むことがたくさんあり、気を遣いますよね。
上司にとっても、部下や後輩からどんな年賀状が届くのかは、楽しみでもあり、自分の人望が垣間見えるちょっと身構えてしまうものでもあるかもしれません。
そんな中、手書きで書かれた宛名は、上司の心をつかむこと間違いなしです!
ぜひ手書きの年賀状に挑戦してみてくださいね。