インフルエンザや風邪、身内の不幸などで、急遽、結婚式に出席できなくなった!!
そんな場合、どうすれば良いのでしょうか?
いくら仕方のない事情とはいえ、新郎新婦に失礼がないよう、できるだけ迷惑がかからないように対処することが大切です。
間違っても、メールやLINEで連絡を入れる…なんてことはしないように!
欠席の連絡方法、ご祝儀の金額や渡し方などについて確認しましょう。
結婚式を急遽欠席する場合の連絡方法は?
- 欠席が分かった時点ですぐに電話で連絡する
結婚式に出席できないことが分かった時点ですぐに、新郎新婦に伝えましょう。
確実に連絡をとり、お詫びの気持ちを伝えるためにも「電話」で連絡をすることです。
普段使用しているからといって、メールやLINEなどで連絡を入れるのは厳禁!
遊びの約束を断るのとはわけが違います。
いくら友達とはいえ、失礼にあたりますので気をつけましょう。
- 欠席理由をはっきりと伝える
欠席理由まではっきりと伝えるようにしましょう。
・インフルエンザ
・風邪
・身内の不幸
・急な仕事
・妊娠発覚
など、仕方のない事情があっての欠席だと思います。
新郎新婦もそうした事情を知れば、理解を示してくれ、不快な気持ちにさせてしまうことはないはずです。
逆に、「ちょっと用事が入ってしまって…」なんて、曖昧に断ってしまった場合はどうでしょう?
あなたは遠慮して理由を述べなかったのかもしれませんが、新郎新婦には、
「ちょっとした用事ってなに?結婚式よりそっちの方が大切なの?」なんて思われかねません。
理由をしっかり述べたうえで、謝罪をするようにしましょう。
- 当日の欠席は連絡方法に注意!
もし、結婚式当日になって欠席することになってしまった場合は、結婚式場に直接連絡を入れるようにしましょう。
新郎新婦は、準備や最終打ち合わせで忙しく、電話に出られない可能性があります。
メールを見るのも、結婚式が終わってからになるかもしれません。
「電話に出ないからメールしておこう」というのは絶対にやめましょう。
料理や席次の変更などの都合もあるため、式場に直接連絡をして、担当の方から新郎新婦に伝えてもらうようにするのがスマートです。
あなたも大変な時かもしれませんが、対応次第では今後の新郎新婦との付き合い方が変わってしまうかもしれません。
新郎新婦の気持ちや事情を考慮して、迅速かつ丁寧な対応を心がけましょう。
結婚式を急遽欠席する場合のご祝儀金額は?
通常、結婚式を欠席する場合のご祝儀の金額は、
出席時に支払うご祝儀金額の1/2~1/3くらいが相場とされています。
そのため、3万円のご祝儀を払おうと思っていたのであれば、
10,000円~15,000円が相応となります。
ただ、「急遽」欠席することになってしまった場合は、どうなのでしょう?
新郎新婦側の状況も考慮する必要があります。
なぜなら、結婚式直前のキャンセルの場合、
あなたの分の料理や引き出物、引き菓子などの様々な費用が発生してしまっている可能性があるからです。
結婚式の2週間前までであれば、キャンセル料がかからない可能性が高いのですが、キャンセルの期日は式場次第で異なりますので注意しましょう。
以上のことからまとめてみると…
- 結婚式まで2週間以上ある場合
まだキャンセル等の変更がきく時期だと思います。
通常の欠席時と同じように、当日渡す予定だったご祝儀金額の1/2~1/3を目安に、後日渡すようにしましょう。
ただ、引き出物が名入れの特注品などで用意されている場合は、キャンセルができないこともあるため注意が必要です。
- 2週間を切ってしまっている場合
式場によっては、キャンセル費用がかかったり、キャンセルできずに費用が丸々かかってしまう可能性が高いです。
出席時に渡す予定だったご祝儀金額をそのまま渡すようにしましょう。
お祝いとお詫びの気持ちを込めて渡すと、新郎新婦もありがたく受け取ってくれると思います。
それから後日、新郎新婦から引き出物のお渡しがあると思います。
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「キャンセルが間に合うかどうか知りたい」という場合は、直接式場に問い合わせてみるという方法もあります。
具体的な費用などは教えてもらえないと思いますが、「キャンセルがまだ間に合うか」については、聞くことができると思います。
ただ、問い合わせをする際は、新郎新婦に変な恥をかかせてしまうような失礼な言動がないように気をつけましょう。
結婚式を急遽欠席する場合のご祝儀の渡し方は?
結婚式を欠席する場合のご祝儀は、通常、結婚式の1~2週間前までに渡すのがマナーです。
とはいえ、急な欠席の場合、そうした期間も余裕もないことがほとんどですよね。
このような場合は、無理をする必要はありません。
結婚式が終わってから渡すようにしましょう。
この時注意なのが、新郎新婦に、事情が落ち着いた後に改めてお祝いに伺う旨を伝えておくことです。
新郎新婦も事情を知れば、快く待っていてくれるでしょう。
結婚式後すぐは、ハネムーンや新居への引越し、あいさつ回りなどで何かと忙しくされているものなので、少し期間を空けて、落ち着いた頃に渡すようにしましょう。
まとめ
自分のことも大変な中で、つい自分の事情を優先させたくなるかもしれません。
ですが、最低限のマナーや気遣いは守っておきましょう。
・欠席の連絡はすぐにすること
・ご祝儀金額を考える際は、式場のキャンセル料も考慮すること
・ご祝儀を渡すのが遅れる場合はその旨も伝えておくこと