花粉症の子供対策で目がかゆい時や鼻づまりになった時の対処法は?

子供が花粉症になったら何をしてあげたら良いのでしょうか?

目のかゆみや鼻づまりで苦しそうにしているのを見ると辛いですよね。

そんな花粉症の症状を1日でも早く改善するための方法を紹介します。

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花粉症の子供対策でやるべきことは?

花粉症の症状は、体内に侵入した花粉を排除しようとして出てきます。

たとえば、くしゃみは鼻の中に入った花粉を吹き飛ばそうとするため。

目がかゆくなったり、涙が出たりするのも、花粉を排出しようとするためです。

そのため、症状の改善には、まずは花粉が体内に入り込むのを防ぐことが重要です。

その方法がこちら。

花粉の侵入を防ぐ

●マスクをつける

マスクをつけることで、鼻と口からの花粉の侵入を防ぐことができます。

おすすめは、鼻のところに芯が入っていて鼻の形に添わせることができるタイプ。

顔とマスクの隙間を減らせるため、花粉も入り込みにくくなります。

ただ、子供によっては息苦しさからマスクを嫌がってしまうかもしれません。

その場合は、布マスクがおすすめです。

可愛い柄やおしゃれなデザインのマスクがあるので、一緒に好きなマスクを探せば、きっと気に入ってつけてくれますよ。

●花粉防止メガネをかける

目からの花粉の侵入を防ぐにはメガネをかけることです。

普通のメガネでも効果はありますが、やはりおすすめは花粉防止専用のメガネ。

かけていない時に比べて、約74%の花粉を遮断してくれるというデータがあります。

100%は防げないのかぁ…と思うかもしれませんが、100%の花粉を浴びるのと26%の花粉を浴びるのでは全然違いますよ。

専用メガネをかけた子供の感想では、「かける前と全然違う」というコメントが結構あるんです。

●帽子をかぶる

帽子をかぶることで、頭上から降ってくる花粉を遮断することができます。

より多くの花粉をキャッチできるよう、つばの広い帽子がおすすめです。

体に付いた花粉を取り除く

●服をはたく

外から帰ってくる際は、玄関に入る前に服をはたいて服に付いた花粉を払いましょう。

玄関の中ですると花粉が室内に入り込んでしまうため、玄関の外で、扉は閉めた状態でしてください。

●手洗いうがい、顔洗い

外から帰ってきたらすぐに、手洗いうがいをしましょう。

顔にも花粉がついている可能性があるため、洗顔をするのもおすすめです。

まつげについた花粉はいつ目に入ってもおかしくありませんので、帰宅したらすぐするのが良いでしょう。

●お風呂に入る

手洗いうがいと洗顔だけでもサッパリしますが、できればお風呂に入ってしまうのが一番です。

髪の毛についた花粉を洗い流し、新しい服に着替えることで室内への花粉の侵入を防ぐことができます。

花粉が付きにくくする

●洋服の素材選び

服の素材によって、花粉の付き具合は変わります。

滑らかな素材は花粉が付着しにくく、毛足の長い素材は付着しやすくなります。

花粉が付着しにくくするためのおすすめ順はこちら。

1位:コットン(綿)
2位:ポリエステル
3位:ナイロン
4位:ウール

●柔軟剤を使う

静電気があると、花粉を吸着しやすくなってしまいます。

そのため、洗濯の際には柔軟剤を使って静電気を抑えることも対策の一つになります。

室内への花粉の侵入を防ぐ

●洗濯物や布団干しは室内でする

洗濯物や布団を干す際は、部屋干しにしましょう。

天日干しでカラッとさせたい気持ちは分かりますが、外に干すと花粉が付着してしまいます。

タオルや布団に花粉が付くと、体に塗り付けてしまうことになるため、花粉症シーズン中は控えるのがおすすめです。

●空気清浄機を使う

できれば各部屋に設置したいところですが、まずは玄関先と寝室をおすすめします。

玄関は花粉が最も侵入しやすい場所ですし、寝室は寝る時に床に落ちた花粉を吸い込みやすいところなので、ここを押さえるだけでも効果が高まります。

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花粉症による目のかゆみへの対処法は?

目がかゆくて目を触ってしまう子供は多いですが、これは危険です。

こすったり掻いたりすると、指や爪で目を傷つけてしまい、バイ菌が入って化膿してしまう可能性があります。

かゆみがある場合は触ったりせず、次の方法を試すように教えてあげましょう。

・顔を洗う
・目の淵をウエットティッシュで拭く
・目薬をさす
・アイボンなどの洗眼液で目を洗う

まだ自分でできない場合は、目がかゆいことを周囲の大人に伝えるように言いましょう。

保育園や幼稚園に行っている間は、先生にお願いしておくのが良いですね。

目薬やアイボンは難しいかもしれませんが、顔を洗ったり、ウエットティッシュで拭いてもらうことは引き受けてもらいやすいと思います。

子供が花粉症で鼻づまりになった時は?

花粉症による鼻づまりは、夜寝る時に起こる子供が多いようです。

苦しくて眠れないし、口呼吸になることから喉まで傷めてしまったり、大きな問題です…。

鼻づまりで苦しそうな場合は、こちらを試してみてください。

●メントールを鼻の下に少し塗ってあげる

鼻の下に塗ることで、スースーとして鼻の通りや良くなります。

直接塗るのを嫌がる場合は、親の手に塗って鼻の前にかざしてあげたり、マスクの外側に塗ってマスクをつけて寝るようにするのも良いですよ。

●寝る時は横を向かせる

左を向くと右の鼻が通るようになり、右を向くと左の鼻の通りが良くなります。

花粉症の場合、おそらくどっちも詰まっている状態だと思いますので、向きやすい方向に横向いて寝るように言ってみましょう。

わきの下にペットボトルをはさむと効果が出やすいですよ。

●加湿器をつける
部屋の乾燥も鼻詰まりの原因になります。

加湿器をつけて湿度を上げてみましょう。

加湿器がない場合は、濡らしたタオルや洗濯物を部屋に干すのも良いですよ。

●こまめな掃除機と床拭き

寝床といえば、床やベッドなどの低い位置ですよね。

床に花粉が落ちていると吸い込みやすく、症状悪化の原因となってしまうため、こまめに掃除機をかけたり床をふきあげるようにしましょう。

子供の花粉症対策のまとめ

目のかゆみや鼻づまりは大人でも辛いものなので、少しでも早く改善させてあげたいですよね。

私としてのおすすめは、「可愛いマスク」です。

お気に入りの柄を2、3枚用意してあげると、マスク嫌いの子供でも頑張ってつけてくれるようになると思うし、症状の改善効果も大きいものなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ただ、あまりにも症状がひどい時には、やはりまずは病院で診てもらうことをおすすめします。

症状がひどくなってからでは改善に時間がかかるといいますので、シーズン到来前の早い時期からの対策を心がけましょう。

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