花粉症の目のかゆみ対策 洗眼方法やメガネの効果とおすすめは?

目がかゆくなったり、ゴロゴロしたり…花粉症シーズンになると、目に不快症状が出る人は多いものです。

こんな時はどうすれば良いのでしょうか?

目がスッキリする洗眼方法や花粉防止メガネを紹介します!

スポンサーリンク

花粉症から目を守るための対策は?

花粉症で目に不快な症状が出る原因は、花粉が目に付着することです。

そのため、かゆみや異物感などの症状が出た場合は、目についた花粉を早めに取り除くことが大切です。

目についた花粉を取り除くには?

目に付着した花粉を取り除くには、洗い流すのが一番です。

外出先からの帰宅後は、まつ毛に花粉が付着している可能性が高いです。

たとえ症状が出ていなくても、いつ花粉が目に入り症状が出てきてしまうか分かりません。

帰宅したらすぐに顔を洗うようにしましょう。

目に花粉が付着する前の予防が大切!

花粉症の症状を抑えるためには、そもそも花粉が目に入らないように予防することが大切です。

その方法はこちら。

●ワセリンを塗る

ワセリンは鉱物油で作られている保湿剤です。

ハンドクリームや全身の保湿剤などに使われており、保湿効果が高くて肌や粘膜の保護効果があるため、赤ちゃんからお年寄りまで愛用されています。

そのワセリンをほんの少量、目の周りに塗ると良いですよ。

ペトペトした潤いが続くことで、目の周りに飛んできた花粉を吸着してくれますし、花粉と肌の間にワンクッション入ることで、花粉に直接触れることがないため肌荒れ防止にもなります。

ただ、塗る際は少量塗ってくださいね。

たくさん塗るとテカテカして周囲にバレてしまいますので…。

●帽子をかぶる

直接目をガードするわけではありませんが、帽子をかぶることも有効です。

特にスギやヒノキなど、上から降ってくる花粉を頭上(目の上)でガードしてくれるので、目に入る確率を下げることができます。

できるだけツバの広い帽子がおすすめです。

●メガネをかける

メガネをかけることも花粉防止におすすめです。

伊達メガネやサングラスでも良いですが、できれば花粉防止専用のメガネがおすすめです。

肌とメガネが密着するように作ってあるため、花粉の侵入を許しません。

目がかゆくなった場合の対処方法は?

●こすらない

まずは、絶対にこすらないようにしてください。

かゆいと目をゴシゴシこすりたくなるかもしれませんが、花粉が目に付着した状態でこすると余計に花粉を塗り広げてしまい悪化の原因となりますし、指で目を傷つけてしまう危険性があります。

こすりすぎて目の粘膜がはれ上がり、まぶたが閉じなくなった…なんていう人もいますので、気をつけましょう。

●冷やす

冷たいタオルやアイスノンで目の周囲を冷やすのがおすすめです。

かゆみが出る時は熱を帯びていることが多いため、クールダウンさせることで症状が引きやすくなります。

●目薬を差す

市販の目薬を差すのも効果的です。

ただ、眠気スッキリ!のような刺激が強い目薬は避けておきましょう。

花粉で炎症を起こしている目には刺激が強すぎます。

スーッとしないタイプの目薬でも、冷蔵庫で冷やすと冷たくて気持ちが良いですよ。

ただし、差し過ぎには注意が必要です。用法用量を守って使うようにしましょう。

花粉症の目に効く洗眼方法は?

目に入った花粉を洗い流す「洗眼」の方法は様々ありますが、やり方を間違えると返って悪化させたり、ドライアイになってしまう可能性があります。

正しいやり方や注意点を確認しておきましょう。

洗眼液で洗う

洗眼液というと聞きなじみがない人も多いかもしれませんが、「アイボン」という名前は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

目に液体を入れたカップを当てて、目の汚れを落とす…これが洗眼液です。

花粉だけでなく、ほこりや汚れも落としてくれるため、かなりスッキリした使用感があります。

ただ、使い方には注意が必要です。

気持ち良いからといって乱用すると、目に必要な潤いまで落としてしまいドライアイになる危険性があるため、使用方法や頻度は必ず守るようにしてくださいね。

また、いきなり洗眼液を使って洗うと、目の周辺に付着した花粉も一緒に液の中に入り込み、余計に目に付着させてしまいかねません。

洗眼液の使用前に、まずは顔を洗って、余計な花粉を落としてから使用するのがおすすめです。

<花粉用の洗眼液といえばこちら>

・アイボンAL
・アルガード
・フレッシュアイAG

人口涙液で洗う

上記の洗眼液よりも目に優しいのは「人口涙液」です。

涙と同じ成分で作られていることから、ドライアイになるリスクも低くなります。

小分けの使い切りタイプもあり、保存剤を使用していない分、使用期限は短いものの目には優しいものとなります。

とはいえ、やはり乱用は禁物。

使用する際は用法用量を守るようにしましょう。

<人口涙液といえばこちら>

・ソフトワン
・ソフトサンティア
・モイストドロップ

水道水で洗う

水道水でジャブジャブ洗うのも良いです。

ただし、強い水流で洗ったり、長時間洗い続けたり、1日に何回も洗うのは避けましょう。

水道水にはカルキが含まれているため、目の潤いが奪われてドライアイになってしまう危険性があります。

洗う際には、まずは顔や手を洗って余計な花粉を落とし、その後で、手の平に溜めた水の中に目を入れて数回まばたきするようにしましょう。

スポンサーリンク

花粉症防止メガネの効果やおすすめは?

花粉をガードするメガネがありますが、その効果が気になりますよね。

また、いくら効果が高くても「ザ・ゴーグル」のようなごっついメガネはかけにくいものです…。

花粉防止メガネの効果は?

「かけていない時より確実に楽になった」という感想を持つ人が多くいます。

花粉症の子供に購入する人も多く、目の充血が軽減されたり、メガネがあることで目をこすってしまう心配が減ったという効果もあるようです。

花粉防止メガネのおすすめは?

効果が良くてもデザインが…と気になっている人も多いと思います。

以前は、「それで人前に出るのはちょっと無理だな…」というようなメガネが主流でしたが、今はスッキリとしたスタイリッシュなメガネが色々と売られています。

中でもおすすめは「スカッシー」。

約74%の花粉を遮断したという研究データがあり、購入者からの満足度も高い商品です。

子供用~大人用までサイズ展開も幅広く、紫外線防止効果や曇り止めなどの機能もついています。

度付きも対応可能なので、普段のメガネ代わりに使用できます。

ちなみに、↑こちらのお店は、メガネの試着サービスがあります。

試着してみたいメガネを5本選ぶと、メガネソムリエがおすすめを2本提案してくれて、合計7本のメガネを試着することができます。

費用は1,000円かかりますが、購入した場合は決済されず実質0円となるので、かなりおすすめです。

見た目やフィット感など、家で落ち着いて確かめることができるので安心ですよね。

花粉症の目の対策のまとめ

花粉症対策の第一歩は、花粉を寄せ付けず、体内に侵入させないことです。

メガネや帽子、マスクで身を守り、それでもムズムズしてきたら、早急に洗い流しましょう。

部屋の中に花粉を撒き散らさないためにも、帰宅後すぐにお風呂に入るのがおすすめです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする