日焼け後、肌がかゆくなった時はどうしたら良いのでしょうか?
むずむずしたかゆみを我慢するのは辛いけど、かくと今度はヒリヒリ痛むんですよね…。
そもそもかゆみが起こるのは、日焼けによって肌が大きなダメージを受けている証拠。
原因を知って、適切な対処をとりましょう。
日焼け後にかゆみが出る原因は?
日焼け後に肌がかゆくなる原因は、日焼けによる炎症と乾燥です。
日焼けは、太陽の日差しでじっくりと肌を焼かれたようなもので、火でこそないもののヤケドと同じ状態です。
ヤケド状態により肌が炎症を起こし、むず痒さを引き起こしているのです。
また、日焼けにより皮膚の水分が失われ、乾燥することもかゆみの原因となります。
このかゆみを我慢せずにかいてしまうと、炎症を起こした肌がさらに傷つき、かゆみを起こす範囲も広がってしまうため、絶対にかかないようにしましょう。
日焼け後のかゆみの対処法は?
日焼け後にかゆみが出てきた場合の対処法は、冷やしてほてりを取ることです。
氷水やアイスノンなどで患部を冷やすようにすると、かゆみを落ち着かせることができます。
赤みやかゆみが落ち着いてきたら、今度はしっかりと保湿することが大切です。
保湿効果があるローションや化粧水などで肌を保湿し潤すと、乾燥によるかゆみを落ち着かせることができます。
この際、日焼けにより肌が敏感になっているため、ノンアルコールで低刺激のものを使用するようにしましょう。
また、水分でしっかりと潤した後に、オイルやクリームなどの油分を塗ると、水分の蒸発を防ぎ潤いを持続させやすくなりますよ。
逆に、熱いお風呂やシャワーは肌の炎症や乾燥を加速させ、肌のかゆみもひどくなってしまいますので注意が必要です。
日焼け後2~3日は、ぬるめのシャワーを使用し、体を洗う時もタオルでこすったりして刺激を与えないようにしましょう。
日焼け後におすすめのかゆみ止めは?
日焼け後のむずむずと疼くようなかゆみを我慢するのは辛いですよね。
そんな時は、市販のかゆみ止めに頼るのも一つです。
●オロナイン
軽いヤケドに使える軟膏です。
日焼けも軽いヤケドと同じ状態なので、オロナインを塗ることで炎症をケアし、かゆみを抑えることができます。
●アロエクリーム
昔から「ヤケドや虫刺されにはアロエを塗っておくといい」など言われていますよね。
アロエには、細菌の繁殖を抑制し、保湿する効能があるため、日焼け後の肌におすすめです
●馬油
馬油もヤケドに効くと言われています。
人間の皮脂に非常に近い性質を持ち、肌なじみもよく、塗るとすぐにサラサラになります。
●ムヒ
かゆみ止めと言えば、スースーとした清涼感でかゆみを落ち着かせてくれるムヒがあります。
ただし、あくまでかゆみ止めであり、炎症を押さえる効果はありません。
炎症の状態によってはヒリヒリとした激痛を伴うことがあるため、炎症が落ち着いた後のかゆみ対策として使用するようにしましょう。
病院にかかることなく、得ることができる便利な市販薬ですが、炎症や痛みがなかなか引かない場合は、市販薬に頼るよりも、まずは皮膚科を受診するようにしましょう。
まとめ
日焼け後の肌は、大抵は2~3日すれば赤みやヒリつきが落ち着きます。
けれど、かゆみは結構尾を引くもの…(;´Д`)
思わずかきたくなりますが、肌がヤケドを負った状態と考えるとやはりかくのは禁物です!
まずはしっかりと冷やし、保湿することを試してみましょう。