運転用のサングラスはどんなものを選んだら良いのでしょうか?
とにかくまぶしさを軽減したいから、レンズの色は濃い方がいい?
車の中でかけるだけだから見た目よりも機能重視?
いざ買おうとすると選び方が難しいんですよね。
運転用のサングラスを検討している方は、まずはこちらで選び方の確認をしていきましょう。
サングラスの選び方 運転用に選ぶポイントは?
運転していてサングラスが欲しいと思うのは、まぶしさで運転に危険を感じた時だと思います。
こんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
・太陽の光がまぶしくて一瞬前が見えなくなった
・フロントガラスにダッシュボードが映り込んで前が見にくかった
・太陽の光で車線が光ってどこを走ったらよいか見えなくなった
そして、危なく物や人に接触してしまいそうになってしまった…
なんて(゚Д゚;)。怖いですよね。
運転中のまぶしさは一瞬でも命とりです。
たとえば、時速60キロで走行している際に、まぶしくて3秒目をつぶってしまった場合、50メートルも目をつぶった状態で走っていることになります。
50メートルといえば結構な距離があります。
いつ事故につながってもおかしくありません…。
せっかく運転時にサングラスをかけるのであれば、こうした危険を回避して、安全快適に運転ができるようなものを選んで欲しいと思います。
そんな運転に適したサングラス探しのポイントとなるのが、
レンズの色、透過率、偏光レンズ!
以下で確認していきましょう(*´ω`)
サングラスの選び方 日中の運転に適したレンズの色は?
濃い色のレンズに潜むデメリットとは?
まぶしさを軽減するには、色が濃いレンズが良さそうですよね。
確かに、日中の晴れた日などのまぶしさ対策には有効でしょう。
ですが、実は、色の濃いレンズは、目から紫外線が入りやすくなってしまうというリスクがあります。
というのも、必要以上に光を遮断することで瞳孔が開いてしまい、そこから紫外線が目に入りやすくなってしまうのです。
そのため、レンズの色は、濃過ぎない色がおすすめです。
運転に適したレンズの色は?
サングラスのレンズの中で運転に適した色は、ブラウン系、グレー系、グリーン系と言われています。
●ブラウン系
〇まぶしさ防止効果
〇遠くの景色がすっきりとして見える
〇ものの輪郭がはっきり見える
×普段見えている景色と色調が異なって見える
●グレー系
〇まぶしさ防止効果
〇色調の変化が少ないため、自然な景色で見ることができる
×黒いものが見えづらくなる
●グリーン系
〇自然的な見え方ができる
×まぶしさ防止効果が若干弱い
可視透過率と紫外線透過率とは?
レンズを選ぶ際は、可視透過率と紫外線透過率という表記にも注目です。
可視透過率とは、光を通す割合を表したものです。
この数値が低いほど、光をカットしてくれる効果が高く、まぶしさ防止効果は高くなります。
ただし、その分レンズの色が暗くなるため、曇りの日や夜間では見えづらくなります。
例:可視透過率が30%の場合、光のカット率は70%
日中の運転を想定するのであれば、可視透過率20~30%くらいがおすすめです。
紫外線透過率は、紫外線が透過する割合を表したものです。
この数値が低いほど、紫外線カット効果が高いレンズとなります。
例:紫外線透過率が1%の場合、紫外線のカット率は99%
目のためには紫外線をなるべく浴びない方が良いため、紫外線透過率が1%未満のサングラスを選ぶのがおすすめです。
サングラスの選び方 運転用なら偏光レンズがおすすめ!
運転中、まぶしいだけでなく、「車線やフロントガラスが光って見えない!」と感じたことはありませんか?
この光の乱反射による視界不良を防ぐには、偏光レンズがおすすめです。
レンズの間に特殊フィルターが挟み込まれていることで、反射光のギラツキを抑えられ、視界がスッキリ見えやすく、目の負担を減らすことができます。
サングラスの色を濃くしても、単に光の量を減らすだけで、乱反射まで防ぐことはできませんので、偏光レンズはかなり運転が快適になると思いますよ。
まとめ
単に「黒い色のサングラスを買えばいいよね?」なんて思っていたら大間違い(゚Д゚;)
紫外線が目に入りやすいというリスクがあるので要注意です。
せっかく運転用としてのサングラスを購入するのであれば、目に優しく、安全快適に運転ができるサングラスを選びたいものですね。